コンビニ従業員が死亡、タイ深南部39ヶ所を反政府武装勢力が攻撃

2024年3月22日に当サイトでも、マレーシアとの国境も近いタイ深南部3県（パッターニー県、ヤラー県、ナラーティワート県）の複数ヶ所で、反政府武装勢力による放火や爆破事件が発生したとお伝えしました。さらにソンクラー県の2ヶ所でも攻撃があり、合わせて39ヶ所で攻撃があったと報じられています。

攻撃があったのは、パッターニー県で20ヶ所、ヤラー県で11ヶ所、ナラティワート県で6ヶ所、ソンクラー県で2ヶ所。

そんな中で、パッターニー県のガソリンスタンド内にあるコンビニエンスストアの女性従業員（ミャンマー人）が、手作り爆弾による爆発で死亡したと伝えられています。武装した襲撃者5人が3月22日午前1時30分頃にガソリンスタンドに到着し、ガスシリンダーを燃料ディスペンサーに置いた後、内部の即席爆発装置。爆発が発生し、女性従業員が負傷しました。女性従業員は病院に搬送されたのち、死亡が確認されたとのことです。

日本の外務省は、タイからの分離独立を標榜するイスラム武装勢力による襲撃・爆発事件が頻発しているナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部を危険レベル3に指定し、「渡航は止めてください」と渡航中止勧告を発しています。

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