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ラオスで炭疽(anthrax)発生、タイで警戒

2024年3月10日 配信

炭疽(anthrax)は炭疽菌(Bacillus anthracis)を起因菌とする急性敗血症性の動物由来感染症であり、感染症法で4類感染症に指定されている。炭疽菌は二種病原体等に指定され、バイオセーフティレベル3施設での取扱いを要する。炭疽はウシやウマなどの草食獣で感受性が高い。ヒトは感染動物や炭疽菌芽胞に汚染した動物製品などから感染する。(国立感染症研究所より引用)



タイの隣国であるラオスで炭疽が発生したとの報告を受け、タイ畜産局は生肉の摂取を避けるよう呼び掛けています。

人間は、感染した動物の生肉または加熱不十分な肉を摂取することによって炭疽に感染するリスクがあり、その症状は皮膚の水疱や胃腸の問題から呼吸困難までさまざまで、適時の診断がなければ死に至る可能性があります。

炭疽の発生を受けて、タイ農業協同組合省はタイ畜産局に対し、タイへのこの病気の侵入を防ぐための監視措置を強化するよう指示。 これには、より厳格な動物検疫手順と、タイとラオスの国境を越えた家畜の密輸に対する厳重な監視が含まれます。

タイ畜産局はまた、地元の農家に対し、家畜の突然死を報告するよう奨励しています。 タイでは炭疽の発生は報告されていませんが、同局は流行のリスクを軽減するために牛へのワクチン配布の準備を進めています。

 

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