タイ政府、野生のサルに襲われた人に補償

タイのサルのイメージ

2024年3月6日（水）にタイ中部ロッブリーで女性がサルに襲撃されたことを受けて、野生のサルに襲われた人々はタイ国立公園・野生動物・植物保護局に補償を請求できるようになりました。

タイ国立公園・野生動物・植物保護局のアタポン局長は3月9日、パッチャラワート・ウォンスワン天然資源・環境大臣が、野生のゾウやガウルに襲われた人々と同様に、サルに襲われた人々も補償対象に含めるよう指示したと述べました。

補償金の支払いを管理する規制によれば、被害者が襲撃により死亡または障害を負った場合、その近親者は10万バーツの補償金を請求できることになっています。
負傷した場合、補償金は実際に支払われた医療費と同額ですが、30,000バーツを超えない額に加え、医師の勧めにより治療のために休暇を取らなければならない場合には日当300バーツが加算されます。

ロッブリーでのサルによるさらなる攻撃を防ぐために、アタポン局長は、人々がサルを見ることができるように、サルが避難する場所にさらに照明を設置すると述べました。 警告標識もさらに設置される予定です。