プーケットで追放運動されたスイス人、ビザが更新されない可能性

タイ南部プーケットで2024年2月24日、公共のエリアであるビーチに設置された階段に座っていたタイ人女性が、スイス人男性に後ろから蹴られ、罵声を浴びせられる事件が発生しました。その時スイス人男性は、その階段が自身が居住する高級ヴィラのものだとして、タイ人女性が不法侵入をしたと主張したのだといいます。

しかし、階段が設置されていた場所が公共の場所であることが明らかになり、階段を取り壊す命令が発せられました。

この事件について周辺住民らは激怒。3月3日には、スイス人男性をタイから追放するように求める集会が行われ、数百もの人々が集合しています。

なお、スイス人男性は「 .グリーンエレファントサンクチュアリパーク」のオーナーで、ビザの期限は5月13日。著名な弁護士によると、問題を起こしたスイス人男性は長期滞在ビザの延長が認められず、地元住民との紛争により祖国に戻らなければならない可能性があると述べました。

報道によると、タイ警察第8地域の司令官はスイス人男性のビザを取り消すよう命令し、この問題を入国管理局に送付。国外追放が行われるようです。

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