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2024年2月9日に成田=バンコク路線を就航開始した、ANAの新ブランド「エアージャパン(Air Japan)」。しかし早くも2月22日には、バンコクから成田へ向かうNQ2便が欠航しました。
エアージャパンによると、使用機材がバンコクに到着した後、不具合が発見されたため、整備作業を実施。しかし修復にはいたらず、出発予定時刻を大幅に超えた2時55分(現地タイ時間)に欠航の判断に至ったとのこと。この際、搭乗ゲート付近で搭乗を待っている乗客に対して、状況の説明やアナウンスが不十分で、さらに乗客に大きな負担と不快の念を掛けたとして、謝罪の声明を発表しています、
タイ民間航空局は2024年2月29日、エアージャパンに対して、2月22日に発生したNQ2便のフライトキャンセルにより影響を受けた乗客への補償と救済策について説明するよう求めました。エアージャパンは、直接エアージャパンからチケットを購入した場合および旅行代理店のウェブサイトからチケットを購入した場合、適用されるポリシー、条件、および各代理店の払い戻しプロセスに基づき、チケット代金の全額を返金する計画があると述べました。同時に、エアージャパンはタイの旅行者に対する対応策を把握し、問題に対処し、適切なコミュニケーション手段を確保する方針を明らかにしました。
タイ民間航空局は、エアージャパンが運航している航空機が1機しかないために発生したフライト遅延の問題について調査。エアージャパンは、主な遅延の原因が出発地である成田からの前便(NQ1)の遅延から生じていると説明しました。
タイ民間航空局は、頻繁なフライト遅延がある場合は警告され、問題が解決されない場合は将来のフライトでの搭乗権を失う可能性があると指摘。タイ民間航空局はまた、エアージャパンに対して、特に地上職員による乗客への情報提供について、正確かつ明確な情報提供を行うように求め、遅延やキャンセルに関する情報提供、補償内容を明確にするように要請しています。
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