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バンコク空港廃屋死体遺棄事件の容疑者らがカンボジアに逃亡、タイ人女は逮捕

2024年2月28日 配信

カンボジアのポイペトとタイのアランヤプラテートは、国境を挟んで隣同士。

タイ警察は2024年2月27日、スワンナプーム空港の廃屋で台湾人男性(44歳)の遺体が発見された事件について、5人の容疑者のうち1人をタイと国境を接するカンボジアのポイペトで逮捕しました。



事件が発生したのが2月25日。スワンナプーム空港内の廃屋で、頭を3発撃たれた台湾人男性の遺体が空港の清掃員により発見されました。台湾人男性は、強盗と銃器所持の容疑で台湾で手配されており、タイに逃亡・潜伏中でした。

ポイペトで逮捕されたのはサケーオ県出身のタイ人の女(23)で、取り調べのためスワンナプーム空港警察署に連行されました。タイ人の女は殺害現場となったソイラットプラカオの家の借家人であり、台湾人男性の遺体を遺棄するために使われた赤いマツダの所有者でもあります。

なお警察は容疑者全員の身元をは把握しており、残りの4人は全員が台湾人です。そのうち3人はカンボジアに逃走し、もう1人は台湾に向かいました。台湾メディアFocus Taiwanによると、台湾に到着した容疑者の1人は、取り調べのために台湾当局に連行されました。

 

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