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タイでは公共の秩序と安全を維持することを目的としてアルコール飲料を販売できる時間が限定されており、午前11時から午後2時までと、午後5時から午前0時までがアルコール飲料を販売できる時間です。つまり日中の午後2時から午後5時までは、アルコール飲料を販売することはできません。これは国際空港やその他の規制対象施設を除いた措置です。
そんな午後2時から午後5時までのアルコール飲料を販売出来ない時間を撤廃する動きがありますが・・・。
タイ国家酒類政策委員会は「午後2時から午後5時までのアルコール飲料を販売出来ない時間を撤廃する」というタイ酒類業協会からの提案を拒否しました。2024年2月20日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
タイ酒類業協会は、観光促進につながると主張し、日中のアルコール販売不可の時間を撤廃することを提案していました。
タイ保健省チョンナーン・シリケウ大臣は、アルコール飲料販売時間の延長は、2008年のアルコール飲料管理法や、同様にアルコールを販売する会場の営業時間を規制する1966年の娯楽場法などの既存の法律に抵触すると述べました。
このようなアルコール販売時間延長による経済、社会、健康、交通安全への影響に関する包括的なデータが不足していることを指摘し、委員会は詳細な調査を実施するための特別委員会の設立を求めました。 これには、バンコク、チョンブリ、チェンマイ、プーケット、サムイ島など、娯楽施設の午前 4 時閉店を現在実験している地域の分析が含まれており、潜在的なメリットとデメリットを系統的に評価しています。
一方、委員会は、アルコール依存症者の治療とリハビリテーションに特化した基金の創設を検討する研究を承認しました。
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