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台湾、タイを詐欺の高リスク地域に指定

2025年2月20日 配信

台湾は、オンライン詐欺の被害に遭うリスクが高い東南アジアの5か国のひとつとして、タイを指定しました。他の4か国は、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアです。2025年2月19日にThai PBSが伝えています。



台湾のニュースによりますと、台湾内政部は航空会社に対し、電子航空券に警告を記載するよう協力を求めるとともに、旅行者に安全対策アプリのダウンロードを推奨しているということです。

また、内政部は、ミャンマーやカンボジアのコールセンターに騙されて働かされた台湾人がいると報告しました。先週も、ミャンマーからタイへ移送された260人の外国人の中に、台湾人7人が含まれていたということです。

一方、タイのサイバー犯罪捜査局(CCIB)のアッタシット・スッサングワン少将は、アフリカ諸国出身の多くの移送者が、麻薬を使われて密入国させられ、詐欺コールセンターで働かされたと主張していることに言及しました。しかし、彼はその主張に疑念を示し、特にスワンナプーム空港到着後に薬を盛られ、メーソートまで9時間の移動中も効果が持続したという話は現実的ではないと指摘しています。こうした証言は、自発的に詐欺に関与したことを隠し、法的責任を逃れるためのものではないかと疑っているとのことです。

また、タイ貿易経済事務所は、3,500万人の外国人観光客の安全確保を政府の重要課題としており、ミャンマー国境の詐欺拠点を取り締まるために、電力や燃料の供給を停止する措置を実施していると説明しました。さらに、台湾人旅行者には、事前に十分な情報収集を行うよう促しています。

 

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