離陸直前に外国人が機体のドア開ける「飛行機を破壊するベトナムからの地下運動が怖い」と主張

タイ警察は2023年2月7日、チェンマイ空港で離陸直前の航空機のドアロックを解除した中国系カナダ人の男（40歳）を容疑者として逮捕しました。検査の結果、男からは薬物は検出されませんでした。各報道が伝えています。

各報道によると、事件が発生したのが2月7日午後9時頃。チェンマイ発バンコク行きタイ国際航空TG121便が離陸しようとした時に、容疑者が非常ドアを開けました。機体は滑走路の真ん中で立ち往生し、13便、合計2,296人の乗客が遅れなどの影響を受けました。

調べによると、ウォン容疑者は2月3日にバンコクに到着し、その後チェンマイへ、そして2月7日の夜にチェンマイからバンコクに戻る予定でした。

 容疑者は、飛行機を破壊するベトナムからの地下運動を恐れていたと主張しており、そのため飛行機から逃げたかったとのこと。容疑者はいくつかの薬を所持していましたが、違法薬物は検出されていません。