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タイ国立天文研究所(NARIT)は、タイの天文学者らが最近、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を使用して13個の低質量銀河の画期的な発見を行ったと発表しました。タイ国営メディアNNTが2024年2月3日に伝えています。
タイ国立天文研究所によると、これらの銀河は約130億年前の宇宙の黎明期にまで遡り、これまでに発見された最も初期かつ最小の銀河の一部であり、質量は天の川銀河よりも大幅に小さいです。
Astrophysical Journal Lettersで報告されたこの発見は、再電離時代(宇宙の最初の星や銀河が形成され始めたビッグバンから約5億5000万年から7億年後の重要な時代)における初期銀河の特徴と形成について貴重な洞察を提供するものです。
この研究は、宇宙の夜明けを探査するジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の能力に焦点を当て、これらの古代銀河の質量、年齢、形状、金属性の詳細を明らかにしました。 しかし、低質量銀河は望遠鏡の撮像能力の端でかすかに見えるため、捕捉することは依然として困難です。
天文学者の分析によると、これらの銀河は現在、年間1~10個の割合で星を生成しており、星の年齢は3000万~2億年の範囲にあります。 このデータにより、銀河の星の形成速度と質量を推定する式の作成が可能となり、宇宙の初期発展の理解において大きな前進となりました。
■Thai Astronomers Unveil Ancient Galaxie|NNT
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