シリラート病院、2024年に高齢者医療センターを開設へ

マヒドン大学シリラート病院は、タイの高齢化人口に対する医療を強化することを目的に、2024年初めにシリラート高齢者医療センターを開設する計画を発表しました。 サムットサコン県の9.488エーカーの敷地に位置するこの高齢者医療センターは、人口の20％以上がすでに60歳を超えているこの国の高齢化社会への移行に取り組むことになります。2023年12月23日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

高齢者医療センターの第 1 段階は2024年1月にソフトローンチされ、2024年半ばに正式にオープンする予定です。 この施設は、重篤な状態や大手術から回復した高齢患者に治療サービスを提供しています。 病院のデータによると、高齢患者の約30％が自宅でのケアが不十分なため、退院後2週間以内に病院に戻ってくるとのこと。 この高齢者医療センターのアプローチには、骨折患者に対する理学療法、脳卒中患者に対する薬物療法や日常生活の支援が含まれます。

今後2年以内に開設される予定の第2段階では、健康異常を早期に発見するため、50～59歳の高齢化前のグループを含む高齢者のスクリーニングと健康診断に焦点を当てます。 高齢者医療センターでは、介護者や高齢者の世話をする人向けの集中研修コースも提供する予定です。

この計画の費用は約30億バーツと推定されていますが、完成と将来のメンテナンスにはさらに22億バーツが必要です。 これを支援するために、シリラート病院はマイナーフードグループと提携してマイナーケアキャンペーンを通じて資金を集め、全国のマイナーフードブランドの 1,900 以上の支店の売上から寄付を行っています。