タイ保健省がクラトム販売者に警告の明示を義務付け、18歳未満や妊娠らには販売不可

クラトム（Kratom,กระท่อม）は、興奮作用や鎮静作用があり、タイでは昔から嗜好品としても使用されてきました。2021年8月24日からクラトムは、麻薬リストから削除されて合法化。現在は、栽培や所持、売買が自由となっています。一方日本では、クラトムはミトラガイナ・スペシオーサとも呼ばれ、指定薬物となっており、所持や使用は違法です。

タイ保健省は、すべてのクラトム販売者に対し、子供、妊婦、授乳中の母親が製品を購入できないという明確な警告を表示することを義務付ける指令を出しました。

この指令は12月8日に保健大臣によって署名され、12月22日に王室官報に掲載され、12月23日に発効しました。

新しい法律によると、クラトムの葉やハーブを混ぜた食品の販売者は、その製品を18歳未満、妊婦、授乳中の母親には販売しないことを示す明確な標識を表示することが義務付けられています。

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