タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアの間でシームレスな観光を促進へ

セター・タビシン首相は、日本ASEAN友好協力50周年を記念する東京での首脳会議に合わせて開催された3カ国の首脳との会談後、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアの間でシームレスな観光を開発する計画を発表しました。タイ国営メディアNNTが2023年12月19日に伝えています。

セター首相とベトナムのヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席との会談で、ベトナムが2024年5月に初会合を主催することを提案。 重要なテーマの1つは、農家の収入を増やすための米の価格戦略です。ヴォー国家主席は、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアの間でシームレスな観光を促進し、観光客が個別のビザを必要とせずにこれらの国の間を移動できるようにするための協力的な取り組みを提案しました。

セター首相はまた、カンボジアのフン・マネット首相とも会談し、アンコール・ワットを訪れる観光客の増加を支援するため、シェムリアップにタイ総領事館を設立することについて話し合いました。

インドネシアのジョコ・ウィドド大統領との会談で、セター首相はインドネシアがタイ米200万トンを購入したことを確認。 このコメ輸出の増加は、干ばつとエルニーニョ現象によるものと考えられています。 ジョコ大統領は、2024年にタイのタマナット・プロンポー農業協同組合大臣と会談し、両国間の将来の貿易と協力について話し合うために当局者を派遣することを約束しました。