タイ国政府観光庁、2024年に観光収入3.5兆バーツ（14兆円）を目指す

タイ国政府観光庁（TAT）は、2024年の収益目標を3.5兆バーツ（約14兆円）に設定。海外からの観光客からは2.5兆バーツ、国内観光からは1兆バーツを見込んでいます。2023年12月18日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

観光の質を高め、持続可能な慣行を促進する計画を発表したタイ国政府観光庁のターパニー・キアットパイブーン総裁は、努力には二次都市での観光を促進し、単一市場への依存を減らすことが含まれると述べ、タイ国政府観光庁が予定している 「365 Days, Marvelous Thailand Every Day」 キャンペーンは、より頻繁で多様な国内旅行を奨励することが期待されると付け加えました。

ターパニー総裁によると、タイ商工会議所との協力は、2023年の最初の9ヶ月間に1696億800万バーツを生み出した7332万の国内観光客訪問を基に、10の二次都市を高めるのにも役立ちます。

タイ国政府観光庁の国際観光戦略は、持続可能なブランディング、新しい市場の開拓、パートナーシップ、交通接続性、デジタルマーケティングに焦点を当てています。重要な目標は中国人観光客の復活で、2024年に820万人の入国を目標としています。タイ国政府観光庁は中国に焦点を当てていますが、マレーシア、インド、ロシア、台湾などの市場や、サウジアラビアや東南アジア諸国などの新興市場をターゲットにして、アプローチを多様化しています。