タイ知的財産局、偽ブランド品の取り締まり実施

プームタム・ウェチャヤチャイ（ภูมิธรรม เวชยชัย Phumtham Wechayachai）副首相兼商務大臣は、オンラインでの偽ブランド品の販売の取り締まりを発表しました。タイの国際的評判を損なう可能性がある権利侵害に対処する緊急性を強調しています。2023年12月5日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

プームタム大臣によると、タイ知的財産局（Department of Intellectual Property：DIP）は、模倣品から製品を保護するための権利取得について中小企業を教育する任務を負っています。同局はまた、タイのソフトパワーを世界的に活用するため、GI（地理的表示）製品をさらに推進する計画も立てています。

Vuttikrai Leewiraphan局長は、30人の権利所有者と3つの大手オンラインプラットフォーム（Lazada、Shopee、TikTok Shop）との間で近々締結される覚書について詳述しました。この協定により、権利侵害の直接通報が可能になり、権利侵害との戦いが強化されることが期待されています。

同局はまた、Facebookと協力し、同プラットフォームにおける権利侵害に対処することを目的として、模倣品の特定と削除のためのツールを開発しています。

これまでに、960の権利侵害品がこれらのプラットフォームから削除されています。