タイ内務省「影響力を持つ人物」を3か月以内に弾圧

影響力を持つ男のイメージ

タイ内務省のチャーダー・タイセス（Chada Thaiseth ชาดา ไทยเศรษฐ์）副大臣は、影響力を持つ人物を弾圧する作戦を2023年12月1日から開始すると明かしました。

タイ内務省は、影響力を持つことが疑われる人物を＜赤＞として、厳正な対処を徹底。作戦開始から3ヶ月以内に完全に弾圧します。要監視者を＜黄＞とし、全機関が共同して事実関係を調査し、証拠を集め、法律に従いつつ6ヶ月以内に弾圧します。

報道によるとチャーダー副大臣は、タイの10県を除くすべての県で180人の「影響力を持つ人物」が活動していると述べました。捜査官は彼らの財務状況、課税履歴、企業団体などを追跡する予定です。

またチャーダー副大臣は「我々は＜赤＞の影響力を持つ人物やその関係者に対して最も強力な措置を講じ、他の人々に模範を示すことを目指している」と述べ、さらに「計画開始から3か月以内に、＜赤＞の個人はいなくなるでしょう。県当局は毎月結果を報告しなければならない」と続けました。

なお、トップターゲットになるのは、地域社会に大きな悪影響を及ぼす麻薬や違法融資に関する影響力を持つ人物。情報収集には各自治体や医師、ボランティア隊らが協力するとのことです。

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