タイ国鉄、アユタヤ区間新設で鉄道プロジェクトを推進

タイ国鉄（SRT）は、バンコクからノンカイまで延伸する大規模なタイ・中国間高速鉄道プロジェクトの一環として、アユタヤ県に13.3kmの鉄道線路を建設する契約を最終決定する予定。近く、Boonchai Panich (1977) Co., Ltd. と103億バーツ相当の契約が締結されます。2023年11月14日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

この新しいセクションであるバンフォ～プラケオ区間は、より大規模なプロジェクトの重要な要素です。 タイ国鉄は現在、建設開始に向けて司法長官事務所からの契約草案を待っています。 アユタヤ駅の高架化に関する遺産影響評価（HIA）も、史跡に近いことを理由にユネスコやさまざまな機関に承認を求めて提出されています。

このプロジェクトには、ドンムアン～スワンナプーム～ウタパオ高速鉄道と路線が重複するため、バンスー～ドンムアン区間の交渉も含まれています。 この問題は2023年末までに解決される予定で、遅延を避けるためにタイ国鉄が建設契約を直接管理する可能性があるとのこと。

タイ・中国間高速鉄道の第 1段階であるバンスー～ドンムアン区間は2028年までに開業する予定。タイ・中国間の高速鉄道プロジェクト全体は、8つの県にまたがる606 kmで、合計予算は1,790億バーツ、バンコク～ナコンラチャシマ区間とナコンラチャシマ～ノンカイ区間の2段階が含まれます。

■Thailand Advances Rail Project with New Ayutthaya Section｜NNT