【タイ観光】列車ギリギリの折り畳み屋根市場、安全な配置を義務化

タイ観光のハイライトの一つで、線路ギリギリまで市場が広がることで有名なタイ中部のメークロン市場。列車が来ると市場の屋根を折り折り畳むことから「折り畳み屋根市場」と呼ばれることもあります。そんなメークロン市場で、より安全な露店の配置が義務付けられました。タイ国営メディアNNTが2023年11月2日に伝えています。

新しい安全対策では、線路から少なくとも40～70センチ離れたところに露店を置くよう業者に義務付け。これにより、混雑が緩和され、列車通過時の事故が防止されます。

もちろん新しい露店の配置でも、引き続き線路上に折り畳み屋根を設置し、電車が通過する際に閉じることができ、市場本来の魅力が保たれています。

この新しい配置により、訪問者が散策できるスペースが増え、立ち止まって写真を撮るためのより安全なスペースが提供されます。

■Mae Klong Railway Market gets new layout while preserving its charisma｜NNT