鼻スースー、タイの嗅ぎ薬「ヤードム」の使い過ぎに警告

チュラロンコン大学理学部のジェサダー・デンドゥアンボリファン博士は、Facebookページ「อ๋อ มันเป็นอย่างนี้นี่เอง by อาจารย์เจษฎ์」で 、嗅ぎ薬（インヘラー タイ語でヤードム ยาดม ）への依存は健康に危険を及ぼす可能性があると警告しました。

博士は、嗅ぎ薬の使用頻度が低い場合には健康上のリスクはほとんど、あるいは全くないはずと述べています。ただし、これらの嗅ぎ薬を頻繁に、過剰に、または依存に至るまで使用すると、健康、特に呼吸器系に悪影響を及ぼす可能性があると警告しました。

嗅ぎ薬は通常、風邪や鼻づまりの症状を軽減し、頭痛を和らげるために使用されます。しかし、これらの症状がない人が過剰に使用すると、呼吸器系に炎症を引き起こし、鼻道の炎症や肺炎などの症状を引き起こす可能性があるそうです。

さらに、嗅ぎ薬に含まれる成分は神経を刺激する可能性があるため、神経系を刺激し、軽度の依存症を引き起こす可能性があります。また、他の人と共有すると、特にチューブに入った嗅ぎ薬の場合、鼻腔内感染のリスクが生じます。

気持ちが良いからといって、使い過ぎには注意です。