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住友商事、タイの物流事業で新倉庫の建設開始

2023年10月24日 配信

■イメージ

住友商事グループの住商グローバル・ロジスティクス(SGL)の子会社のSumisho Global Logistics (Thailand) (SGLT)は2024年5月の稼働を目指して、タイ・ワンノイ地区に物流倉庫(「本倉庫」)の建設を開始しました。



また、高天井や十分な耐荷重を持つ構造にすることで、高層ラックによる1万パレット超の保管能力を持つ効率的なオペレーションを実現します。環境面にも配慮しており、太陽光発電パネルを設置することで、環境に配慮した物流事業の運営を目指しています。また、本倉庫は消費財をメインターゲットに据え、適正製造規範(GMP)、ハラール(Halal)認証取得を予定しており、将来的には第二倉庫の建設も視野に入れています。

■新倉庫の概要

所在地:タイ国アユタヤ県ワンノイ郡
敷地面積:38,932平方メートル
延床面積:8,520平方メートル
床耐荷重:6トン

タイでの物流事業の取り組み

 

SGLTは1989年に設立され、アユタヤ、ナワナコン地区を中心とする電子・電機・食品・消費財産業、東部のチョンブリ県を中心とする自動車・建設機械産業へ総合物流サービスを皮切りに、現在では、アマタナコンやプラチンブリなど5支店・7拠点のネットワークを構築しています。タイの経済発展とともに物流需要に応え、多種多様な製品を扱える能力をお客様から評価されています。特に日系機械メーカーから請け負うオペレーションでは、保管機能だけでなく、総合商社のノウハウを生かした商流管理機能も持ち、物流に加えて在庫のオフバランス機能も含めた顧客ニーズに応えています。今後もサプライチェーン全体の可視化・最適化を図るとともに、温室効果ガス削減に資するサービスにも積極的に取り組んでいきます。

住友商事グループの物流事業が目指す今後の姿

住友商事の物流事業は、当社が持つ多様な知見・ノウハウやグローバルネットワーク、デジタル技術を生かし、顧客及び社会が抱えるロジスティクス上の課題を解決することを目指します。

タイをはじめ、物流は経済の発展とともに、ますます需要が世界中で高まることが考えられます。加えて、業務効率の向上・脱炭素に向けた取り組みも合わせて求められており、住友商事グループはグループの総合力を生かしてグローバルな物流を支えます。

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