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2023年10月28日(土)にラジャダムヌンスタジアムで行われるRWS(ラジャダムヌンワールドシリーズ)に、タイで活動する日本人のムエタイ兄弟、”石田そうま”と”石田ゆうま”が揃って出場する。
石田兄弟は岡山県津山市出身、兄のそうまは16歳、弟のゆうまは15歳で、それぞれがすでにプロデビューを果たしている。2人は小学校2年、3年時からムエタイ修行に何度も来タイし、近年は現地のインタースクールに通いながら、アマチュアの試合に出場してきた。すでにアマでもそれぞれ40戦をこなしてきたという本格派である。
プロファイターとしては、そうまは主に47キロで10戦、ゆうまは主に48キロで6戦を経験しているが、ゆうまは6戦6勝とまだ負けなしと順調なプロスタートをきっている。
今回、石田兄弟が出場するRWS(ラジャダムヌンワールドシリーズ)は、スタジアム側が最も力を入れている毎週土曜日のイベントで、ブアカーオをはじめとする有名選手のカードを取り揃えて、現地ムエタイファンの注目度も高い。
10月28日は、タイ人選手同士のラジャダムヌンスタジアム認定フェザー級タイトルマッチがメインイベントとなるが、日本のK1でも活躍する、BOMスーパーフライ級王者石井一成と、ラジャバンタム級王者のパンコ―・ポー・ラクブンとのノンタイトル戦がセミファイナル(メイン枠)に組まれた。
さらに、元ラジャミニフライ級王者の奥脇竜哉がデックピチャーイ・ナーウィーアンダマンと対戦し、石田兄弟を含め日本人選手4名が揃い踏みとなる。いずれの試合も3回戦(3分3ラウンド)となる見込み。
石田兄弟が所属する、ロンポージムからは「石田兄弟の対戦相手はまだ決まっていないが、それぞれに強豪選手が用意されると聞いている。面白い試合になるのは間違いない」とのこと。RWSだけではなく、ムエタイ興行はメイン以外のカードは、直前で決まることも多い為、相手が決まらないのは慣れているとのこと。
他にもジムからは「弟はセンスがあるがのんびりしている。兄はとにかく根性がある。ゆうまはRWSへの出場は初めてだが、そうまは今回でRWSは3戦目となる。そうまは1戦目は勝利したが、2戦目は惜しい判定負けだった。今回は勝利して前戦のリベンジとしてほしい」とのコメントがあった。
試合当日はタイ時間20:05からWORKPOINTチャンネルで生中継がある。タイ国外からはDAZNでの視聴が可能。
現地観戦については、チケットは以下の3種類の他、幾つかVIP席がある。チケットメロンより購入が可能。
https://www.ticketmelon.com/rws/rws-28oct23?
・1500バーツ・セカンドクラス
・1800バーツ・クラブクラス
・2500バーツ・リングサイド
石田兄弟はラジャダムヌンスタジアムでの試合を中心に、プロ活動を続けていくが、試合の予定は、所属のロンポージムのFacebookページなどでアップされる。
■ロンポームエタイボクシングジム
https://www.facebook.com/009009rompo
photo credit : RWS (Rajadamnern World Series)
<寄稿・Odasai(https://note.com/odasai_oda)>
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