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セター・タビシン首相は2023年10月12日(木)、イスラエル政府の許可が得られ次第、タイ人をタイに避難させるため、ノックエアとエアアジアからそれぞれ2機ずつ、合計4機の民間航空機がイスラエルに向かうために待機していると発表しました。 また、タイ国際航空からも1機以上の航空機を待機させることができるかどうかの回答を期待していると述べました。各報道が伝えています。
セター首相は、タイからイスラエルへの特別便は4カ国の領空を通過しなければならないため、タイ外務省がこれらの国と交渉してオーバーフライトの許可を得る必要があり、交渉には少なくとも2日間かかると説明しました。
セター首相は、タイ人からの避難はいくつかの障害により非常にゆっくりと進んでいると述べ、しかし、タイ空軍はタイ人に食料や物資を届けるためにエアバスA340とC-130輸送機を飛行させる許可を得ており、この14日(土)に140人のタイ人避難民を乗せて帰国する予定であり、次のフライトは来週の終わりに予定されていると述べました。
首相は、タイの大使館員に、パスポートを紛失したタイ人避難民が数人いることを心配しないでほしいと伝え、タイ人の安全が最優先事項であると付け加えました。
また、政府は、近隣諸国を経由してタイに帰国する前に、トランジットポイントとして近隣諸国への避難を含む、避難プロセスをスピードアップするためのあらゆる可能性のある経路を検討していると述べました。
タイは中東諸国との紛争を抱えていないため、これらの国の一つがタイ人避難民のトランジットのためにタイに向かう途中で避難を受け入れてくれることを期待していると述べました。
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