タイのロックバンド「カラバオ」が解散を発表

タイで40年以上に渡ってファンを魅了してきたロックバンド「カラバオ（Carabao、คาราบาว）」が2024年に解散することを発表しました。最後のコンサートは2024年4月1日に予定されています。

エート・カラバオ（ユンヨン・オーパークン）氏は、「私たちは引退して、誰もが歳をとっているという現実に受け入れるべきときが来ています。私たちはまだクールですが」と述べ、バンドのメンバーが他のバンドに参加したい場合は、自由にそうできると付け加えました。

エート氏は、甥たちの助けを借りて、ファンに向けて今後も作曲やプロデュースを続けると述べ、「お金のためではなく、安眠と幸福のために」と語りました。

カラバオは1980年、フィリピンのマニラにあるカレッジで学ぶ3人のタイ人学生によって結成されました。カラバオは、水牛を意味するタガログ語です。

カラバオは1984年後半、5thアルバム「Made in Thailand」で一躍有名になり、カセット500万本を売り上げ、タイ史上最高売上のアルバムとなりました。バンドは1985年2月9日、約6万人のファンが集まったフアマークスタジアムで初のコンサートを開催しました。

カラバオは、40年間にわたって29枚のアルバムと、特別な機会のために数多くのトラックをリリースしてきました。現在のメンバーは8人でです。

カラバオ
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