チェンマイで外国人カップルがヘルメット泥棒、郵便局のロゴ入り

タイ北部チエンマイ県の郵便局の福祉施設から、2つのバイク用ヘルメットを盗んだ外国人カップルの様子が、防犯カメラに収められました。警察検問での罰金を回避するための犯行と考えられています。2人には逮捕状が発行されました。

メーピン郵便局長によると、10月2日に郵便局近くの福祉施設に置いてあった2つのヘルメットがなくなっていることに気付きました。これらのヘルメットは、タイ郵便のロゴが入った赤と白のものでした。

犯人を追跡するため、局長は施設内の防犯カメラを確認し、外国人カップルが赤いホンダ・クリックのバイクに乗って施設を訪れる様子を発見しました。このバイクは、観光客向けのレンタルバイクであると推定されています。

防犯カメラの映像には、午前11時20分頃にバイクを福祉施設の前に停め、外国人の男が中に入ってヘルメットを盗む様子が映っています。外国人の女も後に施設の前に歩いて行き、男性を待っていました。彼らは互いにヘルメットを被るのを助け、バイクで去っていきました。

その後、所長は警察に被害届を提出し、CCTV映像を証拠として提供しました。

チエンマイ交通警察によると、この外国人カップルは、事件の日が地域での警察検問作戦の初日であったため、ヘルメット未着用の罰金2,000バーツを恐れていた可能性があります。2人には逮捕状が発行されましたが、まだ逮捕されていません。

タイの法律では、政府機関から資産を盗むことは、1年から5年の禁錮および20,000バーツから100,000バーツの罰金に処せられる可能性があります。