マフィアのような影響力のある人物は？［タイ世論調査］

タイ国立開発行政研究院（NIDA; National Institute of Development Administration）の調査センター（NIDA Poll）は2023年9月17日、「影響力のある人々と政府関係者」についての世論調査の結果を発表しました。調査は9月12日から14日にかけて、全国の18歳以上の1,310人を対象に実施しました。

報道によると、これはマフィアのような「闇の影響力」についての調査です。

 調査によると、自身が住む県内にマフィアのような影響力のある人物が存在するかどうか尋ねたところ、ほぼ半数の 49.54% が「そのような人物は存在しない」と回答。しかし、26.34%は「地元の政治家」を挙げ、15.95% は「タムボン（町）の町」らと回答。15.80％が「警察」、13.21％が「その他の県当局の関与」であると答えました。少数意見では「いかがわしいビジネスの経営者」が12.14%、「一般ビジネスの経営者」が6.03%、「国家レベルの政治家」が5.95%、「雇われたやギャングら」が5.04%、「軍関係者」が4.81%などでした。

これらの影響力のある人物たちとあえて衝突するかとの質問に対し、大多数の60.30%が「絶対にそうではない」と回答。さらに 16.34% が「そのような対立は避けたい」と回答し、12.75% は「避けるべき」だと主張しました。 

権力者との問題が発生した場合、県当局や警察からの保護と正義への信頼があるか関しては、38.39% が「いいえ、まったく思わない」と回答。さらに 37.10% が「自信がない」、13.51% が「やや自信を持っている」、9・92％は「非常に自信がある」と答えました。