猛毒のブルードラゴン、またの名をアオミノウミウシ、プーケットのビーチに参上

©Sylke Rohrlach ‐ Wikipedia

海洋科学者は、最近の強風と海の波によりタイ南部プーケットのカロンビーチに打ち上げられた有毒なブルードラゴン、またの名をアオミノウミウシに注意するよう海水浴客に警告を発しました。

Monsoongarbage Thailandのフェイスブックページは2023年8月31日、ブルードラゴンの写真と動画を共有し、海洋科学者でカセサート大学の講師であるThon Thamromgnawasawat氏に情報と重要な注意事項を国民に提供するよう促しました。

Thon氏は、「問題のウミウシはGlaucus atlanticusという種に属します。 彼らは海水の中層に生息しており、しばしば沖合で見られます。 海岸沿いで遭遇することは稀です。 強力な波と風が押し寄せて岸に向かって押し寄せている可能性があります。 彼らはカツオノエボシ（クラゲ）を食べ、その刺細胞を自分の体内で吸収し、その結果、激しい毒を発生させます。」と述べました。

Thon氏はまた、うっかりブルードラゴンに触れてしまった人たちにアドバイスを与えています。

「タイではブルードラゴンを見ることはほとんどありませんでした。 見つけた場合は絶対に触らないでください。 誤って触った場合は、酢で患部をきれいにしてください。」

ブルードラゴンの毒は、神経系、心臓機能、真皮細胞に直接影響を与えます。 刺された人は、めまいや頭痛を伴う、傷口周囲の激しい熱感と痛みを報告しています。 その毒は致死的な場合もあります。