両替レート
|
|
最近話題なのが、バンコクのラチャダー通りとラプラオ通りの交差点にあるザ バザール ホテル バンコク前に設置された像。古代クメールから伝わるとも言われる、翼のある半獣半悪魔のクルーカーイケーウ(ครูกายแก้ว)と呼ばれるものです。
バンコク都は、クルーカーイケーウ像に不安を感じる一般市民が苦情を申し立てることができるチャンネルを開設しました。Thai PBSが伝えています。
一部団体が2023年8月17日(木)に、バンコク都知事に対して苦情を申し立て、翼のある半獣半悪魔のクルーカーイケーウ像を撤去するように求めました。彼らはクルーカーイケーウ像が公共の土地に設置されたと主張しています。彼らはまた、一部の信者が動物を生け贄としてクルーカーイケーウ像に供える可能性を懸念。一方で信者たちは、生きた動物が生け贄の儀式で使用されていないと否定しています。
そんな中でバンコク都知事は8月18日、クルーカーイケーウ像が私有地に設置されていることを確認したと発表しています。しかし都知事は、約4メートルの高さの像の安全性について調査を命じました。
なお、歴史家のThepmontri Limpaphayorm氏は、クルーカーイケーウはヨーロッパの城や古代の教会の雨樋を飾るガーゴイルの模倣であり、信者が主張するように古代のクメール王とは何の関係もないと主張。彼は、多くのタイ人がなぜそんなに簡単に迷信を信じ込むのか、盲目的に崇拝する前に真実を探求しようとしないのか、疑問に思っていると述べています。
関連記事