チェンマイ大学で愛された犬を殺害、動物虐待の罪で禁錮6か月

チェンマイの裁判所は2023年7月24日、チェンマイ大学で多くの人達から愛された犬を殺害した男に、禁錮6ヶ月を科しました。慈善団体のWatchdog Thailand（WDT）が2023年7月25日に伝えました。

殺害されたティア・モー・チョーという名の人懐っこく短足の犬は、チェンマイ大学で学生や職員たちから人気でした。しかしティアは2020年8月に姿を消しました。その後にビニール袋に詰められて森に捨てられているティアが発見されて、キャンパスは悲しみに包まれました。

その後にティアを殺害した犯人が刑事告訴され、7月24日に動物虐待の罪などで有罪となり、禁錮6ヶ月を言い渡されました。

Watchdog Thailand（WDT）は、以下のような声明を発表しています。

「私たちの愛するティアにようやく正義が下されました。加害者は動物虐待の罪で執行猶予なしの禁錮6ヶ月の判決を受けました。窃盗罪は証拠がなかったため、取り下げられました。加害者は罪を認めなかったため、情状酌量の余地はありませんでした。私たちは、全国の動物愛好家とともに、この結果に満足しています。私たちの愛するティアのために正義が勝ったのです」