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ベランダに祠があり、、ベッドにはコインが置かれ、壁には赤で「死」の文字、そして謎の足跡と、奇妙な音・・・。そんなバンコク・スクンビット通りにあるホテルの様子がSNSで拡散され、話題になっています。
SNSに投稿したのは、タイ人男性のタナウィンさん(37歳)。
タナウィンさんは2023年7月11日に、バンコク・スクンビット通りのホテルにチェックイン。1泊1200バーツの5階の510室は家具も新しく、清潔で、疲れていたため午後10時前には眠ってしまったのだと。
タナウィンさんが物音に気づいて目を覚ましたのが午前1時13分のこと。部屋の中を誰かが歩く足音と、バスルームから水の流れる音を聞いたため、不思議に思って部屋の中を見て回ると、色々奇妙な物を見つけたとのこと。
まずは、部屋のベランダにある祠を発見。また寝る前にはなかったはずの足跡を壁で見つけ、ベッドの隅にはコインが置かれていました。タイの信仰によると、人々はマットレスの下やヘッドボードにコインを置いて、人間には見えないベッドの持ち主から買ったり借りたりするのだそうです。そして最後に見つけたのが、壁に赤いペンで書かれた「ตาย(死)」の文字でした。
タナウィンさんは、それらを携帯電話で記録。そしてホテルのスタッフに伝え、部屋を変更してもらったのだそうです。
タナウィンさんはメディアの取材に対し、ホテルのスタッフとのやり取りを明かしました。報道によるとスタッフは、祠を建てる場所がなかったため、ベランダに設置したと主張。壁の足跡や「死」の文字を見たのは始めてだったと話したのだとか。さらにスタッフは、問題の部屋は宿泊客用ではなく、通常は施錠され、使われていない明らかにしました。タナウィンさんのチェック員を担当したスタッフは新人であり、詳細をしらずに問題の部屋を割り当ててしまったのだとか。
なお、スタッフはタナウィンさんに宿泊費の返金を約束し、ホテルの名前を明かさないように懇願したと伝えられています。
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