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タイの国会議員で、タイ誇り党の副党首であるチャーダー・タイセス(ชาดา ไทยเศรษฐ์)氏(62歳)が、王室を侮辱する者を射殺する新しい法律の導入を要求したことが話題になっています。
チャーダー氏は、タイ前進党のピタ党首がタイの新首相候補として失意に直面した後、国会でこの発言を行いました。(ピタ党首は首相になるために必要な375票のうち、得られたのは321票でした)
チャーダー氏は、タイ国民が自警団となり、王室を批判する人々を罰則なしで射殺することが許されるべきだと考えており、そのような新法を国会が承認するよう要請しました。
この発言は、タイ国内で大きな反響を呼び、多くの人から批判されています。
不敬罪の改正を目指すタイ前進党のピタ党首も、チャーダー氏の発言にショックを受けており、タイ王室を侮辱する者を射殺する法律の導入は、民主主義の原則に反するものであり、また、暴力で問題を解決しようとする発想は、タイ社会に深刻な影響を及ぼす可能性があると批判しています。
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チャーダー氏は1961年生まれで、祖父の代でパキスタンからタイ中部ウタイタニー県に移住。父親は1968年に殺され、母親と兄は1975年に殺されました。2003年にチャーダー氏は、タイ愛国党員を狙った殺し屋を雇った疑いで逮捕されましたが、後に裁判所は棄却。2012年には、雇った殺し屋に狙われましたが死を逃れました。しかし、流れ弾が27歳の息子に命中して死亡。さらに、2017年には戦争用の武器を所持しているとして家宅捜索を受けています。
■เปิดประวัติ “ชาดา ไทยเศรษฐ์” เจ้าพ่อแห่งลุ่มน้ำสะแกกรัง|PPTV HD 36
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