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2023年6月29日朝、バンコク・ドンムアン国際空港の国内線ターミナルで、57歳の女性の左足が動く歩道の降り口で挟まれ、女性の足は切断されました。(参照 バンコク・ドンムアン空港、動く歩道の事故で足切断)
タイ工学協会の機械工学委員会顧問であるブンポン・キットワッタナチャイ氏によると、事故が発生した原因は、落下した小さな物体が動く歩道の降り口に挟まって隙間ができて、そこから足が入って巻き込まれた可能性があると話しています。
なお、動く歩道は日本の日立製で、1996年に設置されたもの。ドンムアン空港は、納入会社に保守を依頼しており、毎日運行前に点検が行われているため、整備不良が原因で事故が発生したとは考えにくいとブンポン氏は話しています。
ブンポン氏はまた、約30年間使用されてきた動く歩道が古すぎるという指摘を退け、動く歩道やエスカレーターの通常の寿命は45年であると指摘しました。
ブンポン氏は、動く歩道やエスカレーターに乗る際には安全のため、片手を手すりに添え、携帯電話の使用を避けるように呼びかけました。
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