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トヨタ自動車は2023年6月26日(月)、タイで2023年11月からバイオガスを利用した水素製造を開始すると発表しました。6月28日(水)にタイ国営メディアNNTが伝えています。
トヨタ自動車は、バンコクの南に位置するサムットプラカーン県にあるトヨタのアジア太平洋本社に、鶏糞や廃棄食料由来のバイオガスを使用して水素を製造する装置を設置すると発表しました。CPグループなどが運営するタイの養鶏場から鶏糞が提供されるほか、トヨタ自動車の食堂から出る生ごみも利用します。
三菱化工機が提供する装置は、1時間あたり1,000リットルの水素を製造することができます。トヨタとその貿易部門である豊田通商は、バイオガスと水素を圧縮・貯蔵・輸送するシステムを開発します。
この取り組みは、2022年12月に開始されたCPグループとの提携の一環。両社は、バイオガスから水素を製造し、CPが二酸化炭素排出量削減のために導入しようとしている水素駆動の配送トラックの燃料として使用することを検討することで合意しました。
■トヨタ、豊田通商と三菱化工機、バイオガスから水素を製造する装置をタイに初めて導入し年内に稼働開始|トヨタ自動車
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