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CPフーズ(チャロン・ポカパン・フーズ Charoen Pokphand Foods Public Company Limited)は、Nanoracks LLCおよびMu Space and Advanced Technology Co.Ltd.と共同で、「タイ食品-宇宙へのミッション(Thai Food – Mission to Space)」プログラムの一環として、CPフーズの鶏肉製品を宇宙に送るという特別なプロジェクトに乗り出します。このユニークな取り組みは、タイ産鶏肉の安全基準を高め、世界で最も厳しいことで知られる宇宙用食品の厳しい要件を満たすことを目的としています。2023年6月24日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
厳しい宇宙安全基準への適合を確実にするため、プロジェクトに関連する鶏肉製品は厳格な認証プロセスを経ます。これにより、宇宙飛行士が食するのに適した食品となり、CPフーズの世界的な認知度と宇宙食品安全基準への準拠が確固たるものとなります。NASAの妥協のない食品安全要件への準拠は、世界的に高い安全基準を維持するというタイの評判をさらに高めることになります。
この画期的な事業に伴い、CPフーズは「タイ食品-宇宙へのミッション(Thai Food – Mission to Space)」と題したフォーラムを開催。このフォーラムでは、国際的な専門家を集め、タイ産食品の宇宙レベルの安全基準を満たすことの重要性について議論します。また、タイの畜産業を変革する革新的な発展と、この分野の将来的な意味合いについても探求します。
フォーラムでは、元NASA宇宙飛行士のマイケル・マッシミノ氏や、NASAの研究所で34年の経験を持つ元NASA食品科学者のヴィッキー・クロエリス氏らが講演を行います。ヴィッキー・クロエリス氏は、CPフーズが厳格な安全性と栄養基準を遵守し、CPチキンに抗生物質、残留化学物質、有害な病原体が含まれていないことを保証していることを高く評価しています。
CPフーズのプラシット・ブンドゥングプラサートCEOは、この画期的な取り組みは、同社の鶏肉安全性への献身を強調するものであり、世界的に最も信頼される食肉ブランドのひとつとしての地位を確立するものだと強調しました。
「タイ食品-宇宙へのミッション(Thai Food – Mission to Space)」は、食品安全基準を強化し、宇宙探査に貢献するために新たな領域に踏み出すCPフーズにとって、重要なマイルストーンとなります。
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