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タオ島は、スクーバダイビングの聖地としても知られるタイ湾に浮かぶスラタニ県の離島。そんなタオ島の南部に位置するホテル「ケープ シャーク ヴィラズ (Cape Shark Villas)」内の無許可で建設されたヴィラに、閉鎖命令が下されました。現在、そのヴィラが違法建築でないかを確認するための調査が行われています。
調査の対象になっているのは、岩棚に建てられたC5C Villaです。(写真はスラタニ県広報のFacebookページより)
問題のヴィラは「隠れ家ヴィラ」と呼ばれ、スラタニ県の反汚職コミュニティのFacebookページに投稿されたことで脚光を浴びました。
スラタニ県知事は、絵のように美しいタオ島のあらゆる場所が財務省の管轄下にあることを強調。知事は、すべての関係団体にこの問題を調査し、「隠れ家ヴィラ」が有効な許可を得て建設されたものなのか、そもそもリゾートホテルとして存在する法的権利があるのかどうかを判断するよう促しました。
タオ島市長は、「隠れ家ヴィラ」が建設を進める前に市から許可を得ていなかったことが最初の検査で明らかになったことを確認。自治体の職員は「隠れ家ヴィラ」のドアに通知を掲示し、即時閉鎖の指示を出しました。
市長はさらに、リゾートホテル全体の建設が合法的な許可を得ずに行われたかどうかを調査すると述べました。リゾートホテルの所有者であるCAPE SHARK POOL VILLA COMPANY LIMITEDは2016年5月に設立され、資本金は600万バーツです。
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