パタヤにモノレール４路線計画

パタヤ市は、将来の高速鉄道駅とバリハイ桟橋を結ぶ9.9キロメートルの「グリーンライン」ルートの建設を皮切りに、市内にモノレール4路線を導入することで交通渋滞に対処する計画を発表しました。タイ国営メディアNNTが2023年6月23日に伝えています。

パタヤ市鉄道開発プロジェクトの実現可能性調査と環境影響評価（EIA）に関する公聴会がこのほど行われた。 この会議はパタヤ副市長が主宰し、地元住民や官民セクターの代表者らが出席し、パタヤ市当局の建設ロードマップについて意見を聞き、フィードバックを提供しました。

会議中にパタヤ市は「グリーンライン」「イエローライン」「パープルライン」「レッドライン」の4つのモノレール路線の提案と、メンテナンスおよびサービスセンターの候補地を一般に提示しました。 「グリーンライン」が優先され、ドンムアン空港・スワンナプーム空港・ウタパオ空港をつなぐ高速鉄道に沿って移動する旅行者がパタヤビーチに便利にアクセスできるようになります。 この路線には13の駅があり、高速鉄道駅からバリハイ桟橋まで運行され、観光客がラン島行きのボートに乗りやすくなります。

開発プロジェクトは3つのフェーズに分けて実行されます。 第1フェーズ（2021～2026年）は、チョンブリーと県南部のサッタヒープ地区を結ぶ複線鉄道プロジェクトである「イエローライン」と並行して「グリーンライン」の建設に焦点を当てます。 「パープルライン」は第2段階（2027年から2031年）に建設され、ノンプルーとバンラムンのムアンパタヤ8学校を結びます。 第3段階 (2032年から2036年) では、チャイヤプルック2通りの東部国立スポーツトレーニングセンターからドルフィンラウンドアバウトまでを結ぶ「レッドライン」の建設が行われます。

公聴会出席者の80％以上も、パタヤ市にはモノレールシステムが最適であるとの意見に同意しました。