THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

タイのデング熱症例、5ヶ月で18,173人を確認・15人死亡

2023年6月9日 配信

デング熱の症例は、子供の間だけでなく、高齢者の間にも着実に増加しています。タイ医療サービス局は、エルニーニョ現象によって引き起こされる気象条件の変化は、デング熱の症例を増加させ、2年以上続く可能性があると述べ、病気を封じ込め、生命を守るための研究、治療、予防の必要性を強調しましたた。



タイ疾病管理局によると、2023年の最初の5か月間に18,173件のデング熱の症例があり、そのうち15件の死亡が報告されています。6,088例は5歳から14歳の年齢層で、4,247例は15歳から24歳。ほとんどの症例は、トラート県、ナーン県、チャンタブリ県、メーホンソン県、ラヨーン県で報告されています。

同局は、デング熱に感染した可能性があると考えている人は、すぐに医師の診察を受け、内出血の原因となる可能性のあるアスピリン、イブプロフェン、ジクロフェナクの服用を避けるように助言しました。

なお、雨季はデング熱の症例が増加する時期のため、蚊に刺されないように注意することが必要です。

 

デング熱とは

デング熱は、デング熱ウイルスを所持する蚊に刺されることで感染。突然高熱が出て、激しい頭痛、目や関節や筋肉の痛み、食欲不振、嘔吐、咳、皮膚の発疹などの症状があります。さらに血液循環系の機能不全、腎臓および肝臓の機能不全、さらには死に至る可能性があります。なお症状が重くなる危険性が高いのは、糖尿病、肥満、高血圧、心臓病、喘息、アルコール依存症などを持つ人々。

デング熱は、蚊に刺されなければ感染には至りませんので、屋外では虫よけを利用するなど、ご注意ください。

【蚊を発生させない予防策】
1,蚊がとどまらないように、家の周りをキレイに保つ
2,家の周りのゴミを掃除し、ゴミは黒い袋に入れて口を結び、ゴミ箱に捨てる
3,水が貯まる場所を閉じる、花瓶や鉢の水は毎週交換する

▼関連記事
バンコクでチクングニア熱が増加、ジカ熱とデング熱も
 デング熱に注意、タイは雨季で高リスク
花王と武田薬品「タイ・デング熱感染症予防および対策に関する覚書」締結

スポンサーリンク
スポンサーリンク