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JR貨物(日本貨物鉄道株式会社)は2023年6月5日、タイ・バンコクの Global Multimodal Logistics Company Limited(GML)と、LNGをはじめとする危険品の複合一貫輸送事業の検討に関する協力覚書を締結したことを明らかにしました。
JR貨物は、2021年9月にバンコク駐在員事務所を開設して業務を開始。海外事業の実現に向けた取組みを行っており、今回のGMLとの協力覚書の締結は、その取組の一貫です。
以下、プレスリリースより抜粋。
LNGをはじめとする危険品の複合一貫輸送事業の検討に関する協力覚書
1.概要
GML は、エネルギー供給やインフラ事業を多国籍に展開するタイ最大の株式会社 PTT Public Company Limited(以下、「PTT」)が物流事業を主要な新規事業と位置付けて 2022年に設立した 100%子会社です。
当社と PTT は、2019 年からタイ政府が取り組んでいる危険品の鉄道輸送に係るルール策定に参画しており、この活動の中で PTT は当社が長年培ってきた危険品輸送の貨物鉄道輸送についてのノウハウや実績を高く評価し、GML が実施する危険品の複合一貫輸送事業を展開するためのパートナーとして当社を位置づけ、今般、両社で協力して事業化に向けた実現可能性の検討を行うこととなりました。
2.覚書締結の署名式について
2023 年 5 月 18 日に、バンコクの PTT 本社にて、GML と当社は、「危険品の複合一貫輸送事業の検討に関する協力覚書」を締結するための署名式を開催し、GML の Mr.Kraiyasit Intarapanich, Acting Managing Director と JR 貨物の?澤淳取締役兼常務執行役員鉄道ロジスティクス本部長が署名を行いました。
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