バンコクのマッサージパーラー「メリー」が営業停止5年、中国人グループが麻薬パーティー開催

バンコク・ニューペッチャブリー通りにあるマッサージパーラー「メリー（เมรี อาบอบนวด）」が5年間の営業停止になりました。各報道が伝えています。

タイ警察は2023年6月2日午前3時頃、バンコク都ホワイクワン区バンカピのニューペッチャブリー通りにあるマッサージパーラー「メリー」内にあるカラオケ店「ダイヤモンド」を急襲し、薬物摂取目的にパーティーを行っていた48人の中国人観光客（女性18人、男性30人）を逮捕。証拠として、コカイン、ケタミン、エクスタシー、ハッピーウォーターと、多数の麻薬器具を押収しました。

 摘発を受けてホワイクワン区当局は、「メリー」に5年間の営業停止命令を発しました。

なお、現在「メリー」はマッサージパーラーとしての営業は行っておらず、夜10時から早朝まで「ダイヤモンド」として裕福な中国人向けの個室カラオケ店になっていました。「ダイヤモンド」は予約制で、各部屋には専属のDJとサービススタッフがおり、料金は6時間で10万バーツと伝えられています。

「ダイヤモンド」は、5月にカラオケクラブ開設の申請が行われていましたが、建築要件が満たされていないことが判明し、当局は許可を拒否。しかし、無許可で営業が行われていたとのことです。