TATとVisa、タイでの観光客の消費を促進するためのMoUを締結

©タイ国政府観光庁

タイ国政府観光庁（TAT）とVisaは2023年5月26日、海外からのVisaカード会員にタイ旅行中の消費拡大を促すことを目的とした、データ駆動型の革新的なマーケティング戦略に関する最新のコラボレーションに関する覚書（MoU）に調印しました。

タイ国政府観光庁とVisaは、この覚書に基づき、海外のVisaカード会員がタイを訪れ、観光商品・サービスにより多くの支出をするよう、協力していきます。

Visaは、会員カードの利用状況を分析することで、カード会員のタイへの旅行傾向やタイ滞在中の支出に関するデータインテリジェンスを提供します。これにより、データを活用した効果的なマーケティング戦略が可能になります。

今回の協業は、タイが長年にわたり、世界のトップ6に入る人気のショッピング・デスティネーションであるという位置づけを強化するために行われるものです。これは、6月15日から8月15日までバンコク、チェンマイ、プーケット、ウドンタニ、チョンブリ（パタヤ）、ソンクラー（ハジャイ）で開催される「Amazing Thailand Grand Sale 2023」で証明されるでしょう。

また、このコラボレーションは、健康・ウェルネス観光の目的地としてタイが確立された地位をさらに高めることを目的としています。

タイ国政府観光庁とVisaは、体験型観光を提供するというタイ国政府観光庁の戦略を反映し、タイの5Fソフトパワーの基盤（フード、フィルム、フェスティバル、ファイト、ファッション）を活用して、タイでの有意義な旅行体験を提供する単一メッセージの発信に注力します。

同様に、ターゲット市場は、中国、マレーシア、インド、韓国、シンガポール、CLMV諸国（カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム）を含む短距離市場に対するTATの「Great Resumption Episode II」戦略を反映しています。

タイ国政府観光庁ユタサック総裁は、以下のように述べています。
「タイ国政府観光庁とVisaは、長年にわたり、さまざまなマーケティングキャンペーンで協力してきました。この最新のMoUは、我々の長年のパートナーシップを強調するものであり、タイの観光を持続的に前進させるためのマーケティング戦略開発をサポートする観光のスマートデータシステムを活用するために、我々の協力をさらに拡大するものです。」