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「ユネスコ世界ジオパーク」は、国際的に価値のある地質遺産を保護し、そうした地質遺産がもたらした自然環境や地域の文化への理解を深め、科学研究や教育、地域振興等に活用することにより、自然と人間との共生及び持続可能な開発を実現することを目的とした事業です。(日本の文科省HPより) そんな「ユネスコ世界ジオパーク」にタイ東北部ナコンラチャシマ県(コラート)のコラートジオパーク<Khorat Geopark>が認定されました。
コラートジオパークは2023年5月17日、ユネスコから「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されました。
コラートジオパークは、ラムタコーン盆地中下流に位置し、シーキウ、スーンヌン、カームタレーソー、ムアンナコンラチャシマ、チャルームプラキアットの5つ地区に広がっています。ジオパーク内を流れる主要な川はラムタコーン川。気候は熱帯性湿潤乾燥気候で、自然植生は乾燥フタバガキ林と乾燥常緑樹林が主です。
コラートジオパークが「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されたことにより、ナコンラチャシマはイタリア、韓国、中国に続き、ユネスコによって「三冠」を宣言された世界で4番目の都市となりました。
ナコンラチャシマのユネスコ三冠は、(1)ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯(世界遺産)、(2) サカエラット生物圏保護区 (人間と生物圏保護区)、(3) コラートジオパーク (世界ジオパーク)です。
コラートジオパーク委員会は、コラートジオパークの認定とナコンラチャシマのユネスコ三冠を祝うイベントを開催することに同意。このイベント「ジオパークと化石フェスティバル2023」は、2023年6月8日~10日にセントラル・コラートで開催されます。
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