「バイクタクシー VS Bolt」パタヤビーチで客を巡る70人の睨み合い

パタヤのバイクタクシーのイメージ

タイ東部チョンブリ県のパタヤビーチで2023年5月25日未明、バイクタクシーと配車アプリ「Bolt」のライダーら70人で、客を巡る睨み合いが発生しました。

各報道によると、双方はお互いに「客を奪われた」と主張し、午前0時30分頃にパタヤビーチ通りソイ6辺りにビーチに70人が集まり、口論を行いました。なお、近くにパタヤ警察署があるため、すぐに警察官が駆けつけて、暴力行為は発生しませんでした。

バイクタクシー側の主張は、「Bolt」のライダーは法律で義務付けられている公共交通機関の免許、保険、登録、プレートを欠いて営業しているというもの。一方で「Bolt」のライダー側の主張は、この仕事が生計を立て続ける唯一の方法であるというものでした。

主張を聞くとバイクタクシー側が圧倒的に正しいように思えますが、パタヤ警察署は、観光産業に悪影響を与える可能性があるため、2つのグループは今のところ平和的共存を維持することを示唆したのだとか。