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ニュージーランドの元首相が、タイが大麻を合法化したことを称賛し、不必要な刑罰をなくすためにさらなる措置を講じるよう促しました。
ニュージーランドのヘレン・クラーク元首相は、タイが大麻の非犯罪化に成功した数少ない国の1つであることを称賛し、不必要な刑罰をなくすための重要な一歩であると考えていると述べました。死刑反対国際委員会のメンバーでもある元首相は、ハームリダクション国際会議2023(HR23)でこのように発言しています。
クラーク氏は、薬物関連の犯罪で多くの人々が刑務所に収監されるのは不必要であり、薬物使用者を犯罪者として扱うのは不当であると述べました。また、当局が薬物犯罪の取り締まりから手を引き、薬物関連犯罪を処理するための代替策を講じれば、政府は警察や司法制度にかかる費用を大幅に節約できると述べました。
さらにクラーク氏は、各国政府が薬物政策を見直す必要性を強調するとともに、人々の健康と幸福を優先し、利用者を危険にさらす厳しい禁止規定を再考するよう促しました。
タイは2022年6月、大麻をカテゴリー5麻薬リストから正式に削除。その後、すべての大麻植物原料の所持、栽培、流通、消費、販売が合法化されました。しかし、THCを0.2%以上含む大麻の抽出物や製品は、依然として麻薬に分類されています。
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