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外国人旅行者が戻ったことで、バンコクの悪徳タクシーも戻ってきています。特に歓楽街での乗車や外国人旅行者相手には、乗車拒否やメーター使用拒否や高額要求が当たり前のように思えてしまう始末。実際には善良なタクシーも多いのですが、悪い思い出ばかりが蘇ります。
Facebookページ「อยากดังเดี๋ยวจัดให้ รีเทริน์ part 6」に投稿されたのが、タイ正月期間中にバンコクを訪れた外国人女性らがタクシーに乗る様子をLIVE配信した映像でした。
外国人女性らは、サトーンの SO/ Bangkokからタクシーに乗車し、チャオプラヤ川沿いにあるアジアンティークまで向かうことを告げて出発しました。メーターならおよそ100バーツほどと思われる距離ですが、タクシーは運賃700バーツを要求。外国人女性がメーターを使用しないのかと尋ねると「渋滞だから」という回答でした。
タイの法律では、タクシーが短距離・中距離の移動でメーターを使用するのは義務であり、渋滞は関係ありません。タクシーのメーターは、渋滞中も運賃が上昇するようになっており、タクシーが損をすることのないような仕組みになっています。
このLIVE配信は非常に多くの人達が見ていたということで、“悪徳タクシーのボッタクリの瞬間”という、タイの恥を世界に晒すことになってしまいました。
なお、映像には悪徳タクシーのナンバープレートや登録番号も映っており、きっと警察も動き出すものと予想されます。
タイ観光評議会が2月に発表した調査では、欧米人旅行者のバンコクでの一番の不満はタクシーであるとの結果がでています。
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