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夏真っ只中のタイ。食べ物が傷みやすい季節ということで、タイ保健省は食中毒についての警告を発しました。2023年4月10日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
タイ保健省は、下痢、食中毒、伝染病のチフスやコレラなどの病気を避けるため、調理された温かい食品を選び、頻繁に手を洗うように人々にアドバイスしました。
タイの最高気温が43度に達する暑い気候条件は、食品中の微生物の増殖に好条件をもたらし、腐敗や汚染につながります。タイ保健省によると、タイでは2022年、下痢に関連した病気が約410,700件発生しました。
タイ保健省は、生鮮市場、食品フェア、清潔なレストランなどの認定された供給源から食品を購入することを推奨しています。また、露天商から食品を購入する際には、魚介類は特に腐敗しやすいため注意するように呼びかけています。また、4時間以上または一晩保存した調理済み食品は、食べる前に十分に再加熱する必要があるとのこと。
さらにタイ保健省は、生や加熱が不十分な食品を避けるよう勧告しました。
また、病気の感染リスクを減らすために、食事の前後やトイレの使用時に石鹸と水で手を洗うことも提唱しています。
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