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タイ食品医薬品局(FDA)は2023年4月7日、一部の海苔製品から標準以上のカドミウムが検出された事を受けて、特定ロットの海苔の摂取を控えるよう消費者に注意を呼びかけました。
タイ食品医薬品局は、JFC (THAILAND) CO., LTDが輸入した海苔製品のサンプルを分析しました。
その結果、日本のYAMATOKUが製造した、製造日「2022.11.3」(2022年11月3日)、賞味期限「2023.5.2」(20223年5月2日)の日付を表示するバッチのコード番号10-3-07157-5-0780の製品のサンプルから、許容レベルの2ミリグラム/kgを超える3.81ミリグラム/kgのカドミウムが検出されました。
カドミウムは自然環境に存在し、農畜水産物に蓄積されます。人がそれらを食べると、体内に吸収され、主に腎臓に蓄積します。長期間、カドミウム濃度の高い食品を摂取すると、腎機能障害を引き起こす可能性があります。日本の厚生労働省によると、カドミウムは米、野菜、果実、肉、魚など多くの食品に含まれていますが、日本では米から摂取する割合が最も多いとのことです。
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