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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)とバンコク都庁(知事:チャッチャート・シッティパン)は2023年3月31日、バンコクにおける防災技術の向上において連携するためMoUを締結しました。
ウェザーニューズは、独自の降水量および降水域を予測する技術を応用し、バンコク都庁所有の観測データを取り込むことで、局所的な降水現象を反映した精度の高い予測を提供。これらの技術は、内水氾濫の対策など防災対策として双方で活用される予定で、バンコクにおける自然災害のリスク軽減とレジリエンス力の強化に取り組みます。
■締結内容
ウェザーニューズはバンコク都庁とMoUを締結し、バンコクにおける自然災害のリスク軽減と管理を
強化するため相互に協力します
■締結日
2023年3月31日
■具体的な協力内容
<バンコク都庁>
1) 所有する観測データ、および、雨雲レーダー(Cバンドレーダー)データの提供
2) 気象観測インフラの設置場所の提供
<ウェザーニューズ>
1) バンコク都庁から取得する気象レーダーや雨量計のデータを活用し、バンコク市内を中心
に5分間隔で3時間先までの降水現象を予測し、バンコク都庁に提供する
2) バンコク及びバンコク周辺へ高密度な気象観測ネットワークを構築する
■MoUに関する今後のスケジュール
2023年4月以降:
・AIを用いた降水予測の提供開始
・気象観測機器の設置・データ利用を開始
■ウェザーニューズの役割と今後の取り組み
タイでは、日本と同様に人の命や財産を脅かすような自然災害が毎月のように発生しており、降水予測技術の向上が社会的なテーマとなっています。ウェザーニューズは、バンコク周辺の降水を3時間先まで予測する新しいモデルを4月から運用します。このモデルは更新頻度が高く、AIを活用しており、バンコク都庁所有の気象レーダーや雨量計のデータ、および、ウェザーニューズ独自の観測データを活用することで予報精度を高めることが可能です。
またウェザーニューズは、気候変動によって極端化する自然災害への対策を支援する目的で、タイの工場向けに防災対策ソリューションなど、気象情報を活用した早期警戒を促す技術の開発に取り組んでい
ます。
今後ウェザーニューズは、約50か国でサービスを展開してきた経験や日本国内で予報精度No.1(※1)を獲得した気象予測技術、および、この連携を通して運用する新しい予測モデルを活用することで、タ
イにおける持続可能な社会の実現に向け貢献していくとのことです。
※1 「ウェザーニュース」が天気予報サービス予報精度No.1を獲得 〜 株式会社東京商工リサーチ調べ(2022年6月時点)
https://jp.weathernews.com/news/40290
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