パタヤビーチ、怒りのタイ人観光ガイドが中国人16人を置き去り

タイ東部のビーチリゾート・パタヤで2023年3月22日、16人の中国人観光客グループがタイ人ツアーガイドに置き去りにされたとして、パタヤ観光警察に助けを求めました。各報道が伝えています。

事件発生後にパタヤ観光警察に事情を聞かれた当該のタイ人ツアーガイドは、中国人観光客グループを置き去りにした理由を述べています。

タイ人ツアーガイドによると、中国人観光客グループは3月20日にタイに到着し、バンコクに2日間滞在。3月22日にはパタヤに移動し、ツアープログラムに従ってホテルに向かう前にエレファントビレッジに立ち寄りました。
しかし、そこで中国人観光客の1人がタイ人ガイドにプログラムが退屈だと不平を言い、別の場所へ行くように要求。タイ人ガイドは、プログラムの変更には追加料金が必要だと説明しましたが、中国人観光客グループは支払いを拒否。らちが明かないため、タイ人ガイドはその場を離れたとのことです。

苦情を受けて現場に到着したパタヤ観光警察は、中国人観光客グループをホテルへ送り届けました。なお、翌日のツアーは予定通り行われたようです。