両替レート
|
|
2023年3月17日(金)に、タイ北部チェンマイにある寺院で外国人観光客がビールを飲みながら歩いている動画が拡散され、タイのネットユーザーから批判が集まっています。タイでは、寺院など制限区域でのアルコール飲料の摂取は違法であり、罰則や投獄の対象となる場合があります。各報道が伝えています。
外国人観光客がビールを飲みながら歩いている様子が撮影されたのが、ドイステープ寺院(วัดพระธาตุดอยสุเทพราชวรวิหาร)。タイのネットユーザーからは、寺院の神聖さを無視した行為に不満の声が上がっています。
この日はプラユット首相が同寺院を訪れており、首相の警備員チームと寺院の警備員チームとの連絡の行き違いから、ビールを持っている外国人観光客に注意をすることが出来なかった、あるいは気付くことが出来なかったと寺院の担当者が述べています。
また担当者は、寺院ではアルコール飲料を禁止する厳しい規則があり、常に外国人をチェックして通知していることを強調。二度と同様の事例を起こさないことを約束しました。
動画に登場した外国人観光客はその日、逮捕はされず罰金も科されませんでしたが、酒類取締法第31条によると、寺院、国立病院、政府機関、学校、ガソリンスタンド、公共公園などでのアルコール摂取は禁止されており、違反した者は、6ヶ月以下の禁錮か1万バーツ以下の罰金、またはその両方が科されると定められています。
関連記事