バンコクなどで無免許医師2人を逮捕

またも無免許医師が逮捕です。

タイ警察は2023年3月19日、バンコク・ラートクラバン区とパトゥムタニで、営業許可を持たない2つのクリニックを摘発し、医師を名乗る2人を逮捕しました。各報道が伝えています。

タイ警察は、クリニックが営業許可を持たず、そこで働く「医師」が無免許の可能性があるとの市民からの情報提供に基づき、調査チームを派遣しました。

警察は、バンコク・ラートクラバン区のクリニックで、51歳の男が数人の患者を治療しているのを確認しました。警察は、51歳の男に医師免許を見せるように求めましたが、提示出来ませんでした。51歳の男は、13年間病院で働いた後、海外で医学学校に通ったものの修了できず、それでも医療の世界が好きで、3ヶ月前に自身でクリニックを開業して患者の治療を始めたと供述しています。

警察は、パトゥムタニのクリニックでは、36歳の男が数人の患者の治療をしているのを確認。36歳の男は、医師免許もクリニック運営免許も持っていないことを認めました。しかし、外国の大学で医学の学位を取得し、現在は県立病院で研修中で、医師免許取得のための試験を受けている最中であると主張しています。

無免許で医療行為を行い有罪になると禁錮3年および/または罰金3万バーツ、無免許でクリニックを運営し有罪になると禁錮5年および/または罰金10万バーツ、許可なく医薬品を販売して有罪になると禁錮5年および罰金1万バーツになるとのことです。

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