セックスワークを合法化する新法案を提案

タイ政府は、セックスワーカーを搾取から守るため、セックスワークを合法化する法案を起草しています。タイ社会開発・人間安全保障省が法案を提出し、サービスの提供や年齢制限も設定される予定です。

この法案は、風俗産業に対して一定の規制と保護を与えるもの。セックスワークに対する対価は、最低賃金率法に違反しない適切な率であることが要求されます。

セックスワーカーの健康や安全を確保するため、定期的な健康診断が義務づけられます。さらに、セックスワーカーに対して起こりうる暴力を防止するため、保護センターを設置します。

セックスワーク事業の運営者は、3年間有効のライセンスを取得し、バンコクでは、事業者は警察と自治体への登録が必要となります。

なお、未成年のセックスワーカーは罰せられませんが、未成年者を雇用する事業者やその親に対しては法的措置がとられることになります。